物質を2種類で分別してみる その4
最近の私の変化。
怒りにしても、悩みや不安にしても、感じたら考えるようになりました。
どんな出来事に対して感じたのか。
相手の状況についてもあれこれ考えてみる。
その感情ではなく別の捉え方もできるのではないか。
不快な感情ではなく、より建設的な捉え方をするにはどんな方法があるのか。
それなりに学習効果が出ているようで安心しました(笑)
こんなふうに考えることを続けていたら、そのうちきっと私の心は少しずつ大きくなっていけるのではないかな・・・と思いますw
無理に笑おうとは思いませんが、不機嫌な顔、辛い顔でいるよりは口角をあげて
笑顔を作っている方がいいことがたくさんやってきます★
笑顔で脳はだまされると聞いたこともあります。
おもいっきり笑顔を作っているとき気分は少しでも良くなると思います。
笑顔のまま不機嫌にはなれないものです。
笑いながら怒る芸もありますが、でもそれはそれで周りは楽しい空気になりますよねw
笑顔。意識してみます。
では、本日の記事です。
5.麁(そ)、近、有対色(うたいしき)と細、遠、無対色
浄(眼、耳、鼻、舌、身)と境(色、声、香、味、触[地・火・風])の12種類が麁、近、有対色で
その他の16種類が細、遠、無対色となります。
麁と細はエネルギーの波動の大小をあらわします。
例えば、目のエネルギー波動と目でとらえる光などのエネルギー波動の大きさ
がどちらも大きければ波動がぶつかるため認識できます。
しかし波動があまりに小さなものは捉えることができずに素通りしてしまうのです。
普通の音は大きな波動ですが、超音波などは小さいので聴こえません。
これと同じく認識できるものは近いもの、認識できないものは遠いものとなります。
認識できるものはお互いにぶつかって対立するので有対、認識できないものは
ぶつかって対立することなく素通りしてしまうので無対です。
効果を期待して飲んだのに全く薬が効かない=無対 なのです。
宗教だとか、誰かを信じることとか、人の言葉をそのまま真実だと思い込むのは
語る人の思考パターンと聞く人の思考パターンが似ているからです。
似たもの同士は同調し引き合います。
人は多数の意見に同調しがちな面があります。
事実を自分で確認していないのに多数が正しいと信じてしまいます。
実感はどこから出てきたものなのか
それは自分で確認した事実なのか
と自問自答してみると良いかもしれません。
【参考図書】ブッダの実践心理学 第1巻/アルボムッレ・スマナサーラ