瞑想の種類のまとめと第一禅定
今年の母の誕生日用にお財布を購入。
使いやすいものをあげたくて、ちょっと奮発しました♪
財布はあるからいらないって言うかなーと思ってましたが、
財布にしようかと思ってるけどどう?と聞いてみたらちょうど替えたかったらしく
今年のプレゼントはそれで決まりました。
父には毎年温泉の回数券をプレゼントしています★
父親は、こちらが考えて考えて物をあげてもすぐ使わなくなるし、健康を考えるとお酒や食べ物は控えたい。
温泉に行くのが一番喜んでいる感じなので毎年同じ回数券なのです。
どちらもまだ数ヶ月先なんですけどねw
人へのプレゼント選びって悩みますね。
どうせなら喜んでもらえるものにしたいし。
甥っ子ができたのでそちらは誕生日とクリスマスと年に2度悩みます(笑)
下手に選んで買うと、他の人と被ったりしそうだしww
なんでもない日に思いつきでこれあげよう♪ってほうが気楽でいいですね。
では、本日の記事です。
仏教が選んだ瞑想の種類のまとめです。
業処(瞑想対象)40種類の内訳
十遍・・・地遍・水遍・火遍・風遍・青遍・黃遍・赤遍・白遍・光明遍・限定虚空遍
不浄観(10種類)・・・遺体が腐って骨になる様を観察する
随念(10種類)・・・仏法僧などを念じる
四梵王住・・・慈悲喜捨
4つの無色界処を念じる
食厭想の一想・・・輪廻転生をもたらす養分である食を厭う
一差別・・・すべてを地水火風の四界レベルにまで分析・分別して観察する
どうすれば色界心が生まれるのか
例・・・地遍の瞑想
土色の円形を作り、楽に見えるところに置いておきます。
心に不安があるならば、お清め・お守りが必要です。
仏教のお守りは商売繁盛などの意味ではなく、瞑想するときに身を守るためにできたシステムなのです。
三帰依五戒・・・仏法僧に帰依してブッダが定めた在家者の戒律を守ることを誓願するもの
お風呂で身体を清めてキレイな服に着替えます。
髪を整え、爪を切り、部屋を掃除して身だしなみを整えます。
自分が気持ちのよい状態を作り、三帰依五戒を唱えて、誰にも邪魔されない落ち着いた場所に座って瞑想の準備が完了します。
それから身体を動かさずに考えることもやめて、さきほどの土色の対象をジーっと見つめます。
考えを止めるためには、土色という意味のパーリ語である「パタヴィー」を頭の中で
繰り返し唱えるか、「(土色が)見えています」と念じても大丈夫です。
そうやって土色を見ることだけに集中していると、やがて土色が空ほど大きく見えてきます。
そして普段は顕微鏡でしか見えないような色のムラなど欠点が見える状態になります。
更に続ければ欠点も消え、土色そのものだけが見えるようになり
身体がものすごく楽になって気持ちのよい状態になるのです。
その後、光がみえてきて、光の対象と自分が一つになったようになります。
光になってしまう・・・それが第一禅定の状態です。
ここまでくると一般では想像できないほどの喜び、幸福感などが生まれます。
究極的な至福を感じてしまうと欲がなくなります。
煩悩が消えるわけではなく、煩悩が活動しなくなる状態です。
想像できないほどの幸福感かー。
体験してみたいとは思うけど、ここまでの集中力は出せないな・・・w
それに、”いいもの”を知ってしまうとなかなか満足ができなくなります。
ずっとその至福の感覚で一生を送るならいいんでしょうけど、そうもいきませんよね。
”欲”といい距離でうまく付き合っていくのが一番いいのかなーなんて思ったり★
すると、大事なのはコントロールのチカラでしょうかね♪
【参考図書】ブッダの実践心理学 第2巻 心の分析 / アルボムッレ・スマナサーラ