物質の分別 その4
昨日はセミナー帰りに串カツ屋さんに行きました★
衣がお菓子みたいに香ばしくて、サラっと甘めのソースもよく馴染み
とっても美味しかったです。
居酒屋系に行くときは生ビールを注文するようになりました。
ビールがあまり好きではないのに不思議ですw
では、本日の記事です。
7.すべての物質は認識する対象を持たない
すべての物質は無所縁である。
物質には物事を何も認識できないということです。
心は知ることができますが物質エネルギーはただ流れているだけです。
8.すべての物質は(煩悩を)断たれるべきものではない
すべての物質は非所断である。
物質には煩悩が無いので断つべきものには含まれないということです。
身体はただの物質エネルギーで変化しているだけのことなので、エネルギーが
必要な時は食べて、汚れて気持ち悪ければ洗って、足が疲れたなら座り
自然に任せて放っておけばいいのです。
わざわざつらいことをして身体を使うような修行は必要ありません。
ここまでの8つは、物質を一つの言葉でまとめて言うなら・・・というものでした。
物質はただの変化するエネルギーだ、というだけのものなので、
執着したり、こだわりを持っても意味がないわけですね。
物質にとらわれると心に煩悩があらわれてしまうので、ただの物として放っておきましょうってことかな。
身体に感じる痛みなどの辛さはなかなか放っておくのも難しいですが、
確かにそれにとらわれてしまうと、意識はそこだけに集中してしまいます。
ただ、そんなつらいものでもそれ以上に意識が集中できる何かがあれば、
その瞬間はつらさも忘れてしまうことがあるのも事実です。
解決思考という心理学にそんなヒントがありそうな気がします。
いろいろと学んで頭では理解できたとしても、実際にうまくコントロールするのは
難しいものです。
学んだら試してみることを繰り返していくしかないですね★
【参考図書】ブッダの実践心理学 第1巻/アルボムッレ・スマナサーラ