心と心所の関係
寝違えました・・・
朝起きたら左側の首筋から背中にかけてひどい痛みが。
少しずつ少しずつ回復していますが、まだ首がきちんと回らない。
枕から少しズレた位置で寝てたのかなぁ・・・
枕もマットレスも高いものを買ったからといって自分にフィットするわけでもなく。
あきらめモード。
ダイエットもあきらめモード。
いやいや、これはあきらめられないw
では、本日の記事です。
心所・・・心との関わりにおける4つの特色
心=認知のはたらき
心所=感情など
① 心所は心と一緒に生まれます。これを同起といいます。
かわいい動物の動画を見たら、同時にかわいい!という感情が生まれます。
② 心が消えると心所も消えます。これを同滅といいます。
真夜中に大声で会話をしながら歩いている人たちに気付くと「うるさいなぁ」と
イラっとした感情が生まれますが、過ぎ去ってしまえば「うるさいなぁ」という
感情は消えます。
「何だよ、こんな真夜中に・・・」と思えば、それは別に生まれた感情になります。
③ 心と心所は同じ対象によって生まれます。この対象を同所縁といいます。
何かを認識するから心が生まれ、それによって感情も生まれます。
心も心所もその同じ何かによって引き起こされるのです。
④ 心が起こる場所で心所もかならず起こります。これを同基といいます。
魂も私もなく、認識するはたらきが生命なのです。
認識したその場その場が場所になります。
認識するはたらきなので、見た瞬間、聞いた瞬間、痛くなった時、触れた時、
身体中のどこにでも心は起こりますが、定まった場所はありえません。
物ではなくはたらきなのです。
気づきの視点に立ってみたら~という前回の本と内容が似通っていますね★
全ては認識です。
認識からいろいろなものが生まれます。
個別の物体、私、として分けてしまうから認識が歪んでいくんでしょうかね。
認識するはたらきでしかない、と考えれば確かに場所があるわけでもなく
私とかあなたという区別もなく、比べることも意味のないことだと思います。
ちょっとだけ腑に落ちた気がします。
【参考図書】ブッダの実践心理学 第1巻/アルボムッレ・スマナサーラ