世俗諦
ノートMac用にちょこちょこと周辺機器を注文しました。
しかし、USBハブが残念ながら品切れ。
じゃあ別のハブを・・・と検索していたら、テンキーにハブがついているものを発見♪
USB2.0なのがちょっと残念ですが、大きなデータを動かすものをここに付けるわけじゃないから別に2.0でもいいのかなーと思い購入することにしました♪
デザインもMacにピッタリ♪♪
週末はMacのお勉強と、お野菜の種まきしよっとw
それでは、本日の記事です。
新しい本です。
仏教実践心理学シリーズ★
世俗諦
アビダンマとは、ブッダの教えを体系的にまとめたものをいいます。
その中で、真理には二種類あります。
1.世俗諦(せぞくたい)
世間のレベルでの真実。
世の中の知識や決まり、道徳などは作られた常識です。
みんなで決めたのだから守りましょうというもの。
ただそう決まっているだけのことで、そこに徹底した真理はありません。
これは、いつでもどこでも他のどんな生命に対しても必ずあてはまるという
完全な真実ではありません。
科学的な真実も自然界のルールなどもこれに入ります。
世俗諦は変わる真実です。
昔知られていたことの決まり、今知られていることの決まりがあり、
科学や技術が進歩して新しいことが発見されると変わっていくのです。
しかし、だからといって昔知っていたことが間違いだとも言い切れません。
見方を変えれば昔も今も大した違いがなかったりします。
例えば、細かく見たら昔治らなかった病気が今では治せるようになっていたりしますが、
いろんな病気全体として捉えれば、治ったり治らなかったり命をなくしてしまったり
ということは変わらずあるわけです。
条件によりころころ変わるものであり、変わっても大した違いがないものなので
必要以上にそこに凝り固まってしまわず、みんなの決まりだけだという理解が重要です。
世俗諦はそのときどきの真理であり、人によって異なる真実なのです。
そして見方によっても結果が異なるものです。
いろんな情報、悪口やウワサなど、それらはすべて世俗諦です。
絶対の真実ではありません。
人はどうしても目の前のことに一喜一憂してしまいがちです。
世俗諦なんだ、と一歩ひいてみることができれば少し心が自由になれそうです★
出来事に自分でいろんな意味づけをしてしまうので、いろんな感情が生まれます。
意味づけせず出来事だけを見つめれば、ただ物事がそう変化しただけのことで、
それなら〇〇すればいいだけのことか。と思えば何でもないことだったりします。
人によって違うもの、見方によって違うもの、どんどん変わるものは絶対じゃないんだ
と、何かあればすぐに思い返せるようになるといいです。
【参考図書】ブッダの実践心理学 第1巻/アルボムッレ・スマナサーラ