もの話法
12色のクーピーをじっと見つめる。
今、一番気になる色は何だろうか。
選んだ色をどこに塗りたいか。
これを繰り返し、カラー心理診断シートに塗り絵していきます。
その後、色にあらわれる深層心理から今の自分を読み解きます。
大体3か月に一度くらいの頻度でこれをやる機会があり、昨日がその日でした。
今は大した特徴も無いしうまく読み取れないんじゃないかな・・・と思っていましたが
近況を報告したわずかなスピーチの中に、ちゃんと塗った色の心理が表れていたのでした★
情報を探して選んで結びつける能力をもっと鍛えたいなって思います。
教えてくれる先生は、全員の名前や顔はもちろん、一人一人の状況もきちんと覚えていて、スピーチの内容も細かなところまでしっかり記憶しています。
そして、わずかな情報から見事に心理を分析するんですね~。
いつもいつもすごいなーと尊敬です。
私もそんなふうになりたい!って思いますが、泣きたいくらい酷い記憶力、分析力。
必死さが足りないのもひとつの要因ですね。
では、本日の記事。
経験についての続きです。
私なりに考えなおしてみた結果、
経験そのものは感覚などから伝わり脳で信号処理され気づくもの。
ただ事実を処理しただけ。
そういう観点からすると、経験は 自分のもの と決まっているわけではないと理解できます。
ですが、本に書いてあるのは
脳の作用の結果として経験が起こるわけではありません。ということ。
難しすぎる・・・
そもそも、感覚とか脳の作用があるから考えたり感じたり気づいたりできています。
気づきを理解するための道具が人間の体の働きだと思います。
言葉や時間や位置などは人間が作って決めたものなのであまりこだわりはありませんが、
気づきがなければ何もわからないのと同じで、感覚とか脳の作用がなくては気づきも無いと思うのです。
事実の認知=気づき の積み重ねが経験だと思います。
ですが・・・
言葉の意味の問題かなぁ。。。
存在とか気づきがあって、感覚とか脳の作用はオプションかなぁ。。。
考えたり感じたり、自分だって思うようなものはすべてオプションなのかもと思えてきましたw
存在しているのは素粒子だけ
いろいろな非二元の教えでは自由意志も心も人々も対象もまったく存在していないと
いうことが言われています。
ただ、たとえこれを理解できたとして、現実を生きていくのは困難です。
パリに旅行に行ったという話を非二元的に話すとこんなかんじです。
「この身体は見かけの上で旅をして、パリという形態とひとつになったの。
架空の時間が過ぎて、エッフェル塔という形態が現れたわ。すると、
この身体という形態に感動という幻想が起こったの。」
無理ですね。しかもつまらない(笑)
非二元性、ダイレクトパスを理解できようができまいが、
「もの」の存在を前提とした話し方をしても問題はありません。
「もの話法」は、概念に基づいて社会生活を営むためのひとつの伝達手段で、
生活を円滑にしてくれます。
とあります。
ホっとしましたね~w
しかし・・・本も半分まで読み進めましたが、まだ理解できずw
私に理解できる日はやってくるのでしょうか(笑)
【 参考図書 】気づきの視点に立ってみたらどうなるんだろう?/グレッグ・グッド